うっぱ村便り

動物、芸能、映画、甘いものが大好きな女子によるブログ

「西郷どん」、「愛加那」が素晴らしすぎて眠れない

今日やっと「愛加那」を見た。

実は吉之助さんと月照さんが入水して終わった回をみてガックリきた私は、次の回を見る勇気がなく録画して溜めておいたのである。

失意の吉之助の奄美行きで始まった「奄美篇」。髪ボサボサで子供にも無愛想な吉之助さんを見るのは辛かった。でもやっと「愛加那」では笑顔が戻った!こんなにうれしいことない!

ほぼ奄美ロケの奄美篇は、一回の45分がまるで一編の映画のよう。二階堂ふみ演じる奄美の娘「とぉみ」は美しく力強く、野性的で神秘的で、素晴らしい存在感を放っている。奄美の自然とシマンチュの人々をこんなに熱く描いた大河は未だかつてないだろう。

琉球といえば「琉球の風」で琉球舞踊の天才を演じた渡部篤郎の演技が素晴らしかったなぁと思い出す。当時まだそれほど有名ではなかった渡部篤郎だけれど、やっぱり才能の片鱗を感じる名演だった。

そしてやっぱり西郷どん!もう、今回もとぉみが悪代官にやられそうな時に助けにきた吉之助さんのカッコよさったら!もう惚れ直すから!というか本気で惚れてしまいそうだから!

当時の現地妻みたいな「アンゴ」という風習は知らなかった。言葉の響きからしてなんか侮蔑的で許せないと思っていたら、最後に吉之助さんがとぉみに対して「アンゴでなく妻になってほしい」と言った時「やっぱ吉之助さん!」と心の中で叫んでしまった。やっぱり吉之助さんはカッコいい。私も妻にしてけろ!

ところで奄美篇でも気になった、というか始めの頃からずっと気になっていた吉之助さんの着物について。はじめっからほぼずーっと着てた、薄茶色でお世辞にもパリッとしてると言い難かったあの着物。初めての祝言の時も、殿に会う時も上に黒い羽織羽織るだけで、何年同じの着てるの?それとも同じの何着も持ってるの?とずっと疑問だった。それが奄美篇では紺のさっぱりした着物を着てて、なんかびっくり。流人になったら、むしろ流人みたいな衣装じゃなくなったっていう。でもこれを機に吉之助さんのいろんな着物姿が見られたらいいな。鹿児島戻ったらもっとパリッとしたの着てね!